鬱の治療(医学の発達と共に進化していくことが多いです)には、様々な方法があります。その中でも、薬の服用と安静にする事が、最も重要と考えられていることでしょうね。薬には抗鬱薬というものがあるので納得できる気がしますが、安静にするのがなぜ重要なのでしょう。例えば、鬱病以外で体に不調があった時、みなさんはどのようになさっていますか?お腹が痛ければ、薬を飲んでゆっくり休むなどという対処をしているのではないかと思います。また、喉の調子が良くなければ、なるべく声を出さないようにするといった対応をしていると思います。鬱病で安静にするのも、そういった事と同じなのです。鬱病というものは、脳の機能が低下している状態であると考えられています。脳には感情(これをこめて歌うと、上手に聞こえることが多いでしょう)や思考などの精神面に限ったことではなく、体全体をコントロールしている司令塔のような役割があります。脳が疲れていれば、体への命令も正しく行えなくなり、精神面でも肉体面でも影響が出るようになってしまうのです。その為、体の不調時に患部に負担をかけずに安静にするのと同様、鬱病の場合であっても、安静にして疲れた脳を休める必要があります。できれば、十分に睡眠を取り、頭を使ったり何も考えたりせずに休む方が良いでしょう。一般的に、うつ病(藤原紀香主演のドラマの題材にもされましたね)にかかりやすいのは責任感が強くて頑張り屋さんの方だと言われています。休めと言われてもなかなかそんな気になれず、休もうと思ったとしても他の事を考えてしまったり、気になってしまうかもしれません。でも、疲れた脳で何かを考えようとしても、良い考えは浮かびありません。焦ってしまったりして、結局はさらなるストレスや症状の悪化に繋がってしまうのです。安静にする事で疲れている脳を回復させ、本来の脳に戻った状態で考えるのが今の仕事だと考え方を切り替えるようにしていく必要がありますー